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戸惑いは二秒 煌めきは永遠

パネル男子予約した


パネル男子を予約した。


 タイトル通り。今回はちゃんと家で、MRSのセトリを聴きながら、うきうきスマホポチポチしてます。


 これは紛れもなく言い訳なんだけど、ここ最近大学が忙しくなった上に、上映してくれる地元の劇場がゴッソリ減ったため、劇場に全く足を運べていない。直近のイベントがMRSだった。とっっっっっっっても楽しみだったAGFも、最終入場時間に間に合わないことがわかって断念した。グッズは代行と通販でどうにかなっても、やっぱりドット絵の推し、操作したかった…。


 そんなわたしの言い訳はさておき、久しぶりに、ちゃんと推しのためにお金を使うことができる機会に恵まれた。それがパネル男子だ。


 パネル男子については、ググったらアホみたくわかりやすいネットのニュース記事とか、行ってきたよ〜って方のツイートとか出てくると思うので、是非ググってください。狂気的な楽しみをしている方がわりと多い。



で、予約しました。パネル男子。



 ツイートを見てすぐ、行きたい!って言ってくれた友人がいたので、速攻で予約しました。居ても立っても居られなくて帰り道の途中で電話しました。バイクぶんぶんいってるようなとこで電話した(すごい迷惑だったとおもう。ごめんなさい…)のに、対応してくれたお姉さんすごくやさしくて申し訳なかったから、これに懲りてもう外で予約の電話入れるのはやめます…。


 指名したのはわたしの推しと、友人の推しと、アレク(「アレクお願いします」って言ったらお姉さんに「大和アレクサンダーくんですか?」ってフルネームで念押しされたの、何回思い出しても笑う)。アレクはもう、行くからには指名しないとね!みたいなテンションで時間を押さえました。ぶっちゃけ一番チェキ撮るの楽しみまである。いや、やっぱ推しと撮るチェキが一番楽しみです。


 これを書いてるのは行く前なので、パネル男子どんなもんかな〜って期待と不安が入り混じっている。推しのパネル、綺麗だといいな。もう一週間以上経ってるし、キズとか付いてるのかなあ。あとわたしはもちろん綺麗に、というか最大限気を遣った身だしなみで推しに会いに行くけど、推しは私服の短パンなんだよな…という、全身チェキで起こりうる衣類格差に今から怯えていたりもする。それと、パネルだから当たり前だけど推しのポーズは固定なので面白いチェキ撮れるか不安だな〜、とか。どうなんでしょうね。



11/9文章作成

推しはひとりしかいない



 また懲りずに、講義中にスマホのメモに向かって鬱々と文字を打ち込んでいる。ノート取りながら。もういい加減ノート取らなくていい講義中にやるべき。というか講義中にスマホやるな。


ともかく今回の話、タイトル通りです。


 推しはひとりしかいない。当たり前だけど、当たり前ではない。

 わたしの推しは二次元にいるので、声をあてている声優さんがいらっしゃるし、先日舞台化も発表されたので、これからは舞台版の推しを演じる俳優さんもこの世にいることになる。お二人とも推しであることには間違いないし、でも、推しではない。だってビジュアル違うし。あくまでも、推しを演じている俳優さんだし(クソおたく並感)。

 だから、演じている方の素の状態のインタビューとか、推しに関連したツイートとかをどう受け取って良いのかわたしは悩んでしまう。

 長いこと二次元のおたくをやっていると、よくこの現象に悩まされる(わたしだけなのかもしれないけど…。)。

 その声優さん俳優さんの話と、わたしにとって唯一絶対の神である公式の推しの見解が大幅にズレてしまった経験は、幸いなことにまだないのだけれど、でもそういうインタビューの記事とか読むと、なんだかもやもやとしてしまう。



わかりやすい例を言うことができないのだけれど、声優さん俳優さんたちが推しを演じてらっしゃる以上、わたしより推しのことを知っているのは確かだ。だけど、声優さん俳優さんが語る推しを、わたしは素直に信じて良いのだろうか?なんて考えてしまう。公式が付ける設定と一緒に並べてもいいの?と考えてしまう。

声優さんも俳優さんも、一応誌面で、きちんと公に発言しているわけだから、それを「違う!」なんて声を荒げて拒絶するのはきっと間違っている、とわたしは思う。でも、公式ではないよね?推しを演じた声優さん俳優さんが、演じた経験を通して感じたことであれば、それは公式の見解とは言い切れない。でもでもじゃあその声優さん俳優さんの言葉って、どこまで飲み込めばいいんだろう?なんか宙ぶらりんだなーって思うんだよね。

わたしは推しに関する公式の情報があればあるほど嬉しいタイプのおたくなので、キャラクターインタビューとかあるとすぐホイホイ買うし読む。

でも、今のジャンル、恐ろしいことに「本編以外の場で個人から語られる情報は半公式であり、たとえ制作スタッフからの情報でも、本編に出るまで公式設定とは呼べない」ことが明言されている。

つまり、公式側の人間から発表された、公に出回る情報は多くあれど、それが完全なる公式の情報とは言い切れないのだ。怖くない?わたしはとっても怖い(明言されているだけマシだと他のジャンルにいる友人に言われたけど…)。

あの雑誌のインタビューの話は続編で出たから公式。あっちの雑誌の対談で言われてた設定は本編と矛盾するから非公式。みたいな。出た情報はいずれ公式の設定になるかもしれないし、ならないかもしれない。信じていた情報が、続編で覆るかもしれない。そしていつか、推しを演じる方たちがぽろっと言った一言が、もしかしたら公式の設定になるかもしれない。それも、わたしがどうしても受け入れられないような解釈上の設定が…。考えただけで恐ろしいなと思う。大げさだね!でもおたくにとってキャラの解釈は死活問題だ。それが推しならなおさら。

推しを演じる方たちの解釈、どこまで信じればいいのかなあ。って、悩んでしまう。


わたしにとっての推しはたったひとりだけど、推しという存在について発信するのは推しじゃない人たちだということが、すごく悩ましい。



 なーーんてここまで堂々巡りなことを悶々と考えてたんですけど、単独ライブの推しの声優さんがもうめっちゃくちゃに推しで、「推しだったらこういうことを言って、こういうパフォーマンスをするんだろうな〜」なんて一ファンのめんどくさ〜い期待を軽々しくぽーんと上回る素晴らしすぎるパフォーマンスを見せてくれたので、なんかもうわたし個人の考えはどうでもよくなってきました。脳みそ溶けた。最高だった。わたしは、世界一の幸せ者だ。この現実に、確かに息づいた推しがそこにいる、と初めて思えたから。演じるってすごい。声優さんすごい。終わり。



10/11文章作成
11/9加筆修正


夢女子と呼ばないで

 


 Twitterとかライトな場で言いたいことがあって、でもそれがどうにもうまく吐き出せなくて講義中にスマホのメモに向かって鬱々とぽちぽち打ち込んでいる。しかもこれノートをとらないといけないタイプの講義なのであっちこっち忙しい。何でわざわざそんな講義中にこんなムダな文章を打ち込んでるのか…。

 

 それはまあ、思い立ったら吉日というか、思いついてすぐ書き留めておかないとすぐ忘れてしまうから。今までもそんな感じで「書き残しておけば良かった〜〜!!」って思考がわりとある(あの時考えてたことなんだったかな〜って引っかかることとかわたしはよくある。ありませんか?)ので、とりあえず書いている。外に公開するかもわからない文章。多分公開すんだろうな。やっぱ書いたら見て欲しいもんね。わかる〜。

 

 

 で、今、わたしが書き残しておきたい!と思ったことは、「推しの扱いガー!」とかそういう話でなくて(そういう話もしたいけど完全にモンペクレーマーの意見なのでやめておく)、推しに対して抱いている感情についてだ。


 先ず、わたしの推しが「涼野ユウ」こと「ゼウス」だということをここに明記しておく。最初ちょっと伏せるか悩んだけど、そもそもこれ匿名の雑記だから伏せとかいう目くらましいらなくない?って気がしたのでもう名指しで言ってしまう(わかったところで…って感じだし)。


 これ公開してたら「だれ?」って思われてそうだな。まあ本筋に直接関係しないし推しについての説明はしなくていいや。各自ググってください。全知全能の天才作曲家です。

 

 


 ともかくゼウス(やっぱ恥ずかしいので以下推し)を推し始めて、1年ちょっとになる。具体的に言うと、初めて映画を観た日に速攻で落ちたので、去年の3月から、お休みした期間(アクセスが良い地元劇場の上映が終わったりとか)を含めると、1年と7ヶ月くらい。

 

えっ1年半!?


 推しと出会ってもう1年半も経ったの…。あっという間すぎる!初めて映画を見て、名前もわからないまま一目惚れした推しにプリズムスタァ総選挙で投票した時のこととか、推しのソロ曲が発表されて感動のあまり寝込んだこととか、続編を公開日に観に行って興奮冷めやらぬまま無心でその次の回の当日券を発券したこと、まだ鮮明に覚えてるよ…。こう見るとすごい満喫してるな、おたくライフ。

 


 講義が終わって場所も移動したところで本題へ。

わたしが推しに対して抱いている感情について。

 


 前提として、わたしはいわゆる腐女子というやつです(程度については今回関係ないので省くけど、とにもかくにも腐女子です)。

 

 でも推しに対して、というか推しのジャンルにおいて、腐女子的な楽しみを見出したことはありません。いや全くと言ったら嘘になるけどね!(一切そういうこと考えないけど、元が腐女子な時点で完全とは言い切れないとわたしは思っているので)


 そして、わたしは推しのことが大好きです。わたしがおたくとして生きている瞬間に産まれてきてくれてありがとう!みたいな感じで。軽率に好き!愛してる!最高だよ!って湧きます。劇場でもわあわあ叫ぶ。
推しの好きなものを知りたいし、嫌いな食べ物とかも知りたいし、それを克服したかどうかも知りたい。推しが一体どんな環境で作曲作業をしてるのかとか、推しにはどんなふうに世界が見えてるのかとか、あと推しの好きな女の子のタイプも知りたいし、それに近づきたいとも思う。
 ここまで読んだら、それって夢女子じゃないの?って思われると思うんですけど、そこがわたしの言いたいことの発端。わたしはたぶん、夢女子ではない。

 

 そもそも夢女子とはなんぞや?というところからなんだけど、「二次元のキャラクターに恋をしていて、結婚したい!とか付き合いたい!とか、即物的に言えばキスしたい!って願望を持った女おたく」、だとわたしは思っている。書きながら間違ってたらヤダナ〜って思って調べたら、だいたいそんな感じの認識で良さそうだった(これでも間違ってたら教えてください…)。
 まあ夢女子というのはそんな感じで、もしわたしが推しと結婚したいのなら、わたしもされるべくして「夢女子」にカテゴライズされ、メジャーでわかりやすいラベルを貼られることになるだろう。
 でも、そうじゃない。わたしは推しと結婚したいとは思わない。


 推しのことを知りたいのは、推しの知らない一面を見たときに死にたくなるから。わたしが知らない情報を他のファンが既知のこととして話しているのを見ると、「どうしてわたしは推しのこんなことも知らなかったんだろう…」と死にたくなる。その他のファンに憎しみはなくて、ただ自分の無力さに死にたくなるだけ。知ってる情報を共有し合うのは好き。萌え語りとか。

 

 推しの見てる世界を知りたいのは、推しの見てる世界と同じものを見ていたいから。推しと同じ方向を向いてるファンでいたいから。推しのことを見ていたいから。推しの見てる世界と同じものを見ていたら、いつだって推しとの繋がりを見出すことができる。違う方向を向いていたら、辿り着く場所はきっと変わってしまうし、推しのことはいつか見えなくなる。

 

 推しの好きな女の子のタイプに近づきたいのは、ただのエゴ。推しとどうにかなりたいわけじゃなく、推しが憧れるものに、推しが心を動かされるものになりたい、というわたしのエゴでしかない。

 

 

 以上を踏まえて、やっぱりわたしは夢女子というカテゴリーに属するおたくじゃないと思う。試しに夢小説とか、夢妄想?とか、一通りそういったコンテンツに手を出したけれど、自分の名前が出てくるとなんだかむずがゆい気持ちになってしまった。スタァ候補生と一ファン、以上の関係性を望めない。けど好きだし、このあいだの上映でも大熱狂で「大好きいいい!!!!!!!」なんて叫びました。推しがステージの上やスクリーンの中にいて、わたしが客席にいるのなら好きなだけ愛を叫べます。でもそれはやっぱりスタァ候補生とそのファン、だからなんですよね。推しがわたしと同じ地面に立って、話しかけてくれて、わたしという個人を認識(するわけねーだろって正論且つ現実的なご意見は置いといて!)してしまったら、その関係性は変わってしまう。わたしはそれを望めない。
 誰かどうか、この感情を持つおたくに名前をつけてほしい…。

 

 


 今書き残したかったことはとりあえず全部かけた。多分また言いたいことをうまく言えずに色んなことを書き残していくだろうけど、これは、ただの、どこにでもいる1人の女おたくの、もうめっちゃくちゃにホワッホワした雑記であることをどうか覚えていてほしい。未来のわたしがは?と一蹴することもあるかもしれない。とにかく今思っていることを書き残しているだけ!!!終わり。

 

 

10/?文章作成
11/13加筆修正