LOVEM, ADIUVA ME!

戸惑いは二秒 煌めきは永遠

夢女子と呼ばないで

 


 Twitterとかライトな場で言いたいことがあって、でもそれがどうにもうまく吐き出せなくて講義中にスマホのメモに向かって鬱々とぽちぽち打ち込んでいる。しかもこれノートをとらないといけないタイプの講義なのであっちこっち忙しい。何でわざわざそんな講義中にこんなムダな文章を打ち込んでるのか…。

 

 それはまあ、思い立ったら吉日というか、思いついてすぐ書き留めておかないとすぐ忘れてしまうから。今までもそんな感じで「書き残しておけば良かった〜〜!!」って思考がわりとある(あの時考えてたことなんだったかな〜って引っかかることとかわたしはよくある。ありませんか?)ので、とりあえず書いている。外に公開するかもわからない文章。多分公開すんだろうな。やっぱ書いたら見て欲しいもんね。わかる〜。

 

 

 で、今、わたしが書き残しておきたい!と思ったことは、「推しの扱いガー!」とかそういう話でなくて(そういう話もしたいけど完全にモンペクレーマーの意見なのでやめておく)、推しに対して抱いている感情についてだ。


 先ず、わたしの推しが「涼野ユウ」こと「ゼウス」だということをここに明記しておく。最初ちょっと伏せるか悩んだけど、そもそもこれ匿名の雑記だから伏せとかいう目くらましいらなくない?って気がしたのでもう名指しで言ってしまう(わかったところで…って感じだし)。


 これ公開してたら「だれ?」って思われてそうだな。まあ本筋に直接関係しないし推しについての説明はしなくていいや。各自ググってください。全知全能の天才作曲家です。

 

 


 ともかくゼウス(やっぱ恥ずかしいので以下推し)を推し始めて、1年ちょっとになる。具体的に言うと、初めて映画を観た日に速攻で落ちたので、去年の3月から、お休みした期間(アクセスが良い地元劇場の上映が終わったりとか)を含めると、1年と7ヶ月くらい。

 

えっ1年半!?


 推しと出会ってもう1年半も経ったの…。あっという間すぎる!初めて映画を見て、名前もわからないまま一目惚れした推しにプリズムスタァ総選挙で投票した時のこととか、推しのソロ曲が発表されて感動のあまり寝込んだこととか、続編を公開日に観に行って興奮冷めやらぬまま無心でその次の回の当日券を発券したこと、まだ鮮明に覚えてるよ…。こう見るとすごい満喫してるな、おたくライフ。

 


 講義が終わって場所も移動したところで本題へ。

わたしが推しに対して抱いている感情について。

 


 前提として、わたしはいわゆる腐女子というやつです(程度については今回関係ないので省くけど、とにもかくにも腐女子です)。

 

 でも推しに対して、というか推しのジャンルにおいて、腐女子的な楽しみを見出したことはありません。いや全くと言ったら嘘になるけどね!(一切そういうこと考えないけど、元が腐女子な時点で完全とは言い切れないとわたしは思っているので)


 そして、わたしは推しのことが大好きです。わたしがおたくとして生きている瞬間に産まれてきてくれてありがとう!みたいな感じで。軽率に好き!愛してる!最高だよ!って湧きます。劇場でもわあわあ叫ぶ。
推しの好きなものを知りたいし、嫌いな食べ物とかも知りたいし、それを克服したかどうかも知りたい。推しが一体どんな環境で作曲作業をしてるのかとか、推しにはどんなふうに世界が見えてるのかとか、あと推しの好きな女の子のタイプも知りたいし、それに近づきたいとも思う。
 ここまで読んだら、それって夢女子じゃないの?って思われると思うんですけど、そこがわたしの言いたいことの発端。わたしはたぶん、夢女子ではない。

 

 そもそも夢女子とはなんぞや?というところからなんだけど、「二次元のキャラクターに恋をしていて、結婚したい!とか付き合いたい!とか、即物的に言えばキスしたい!って願望を持った女おたく」、だとわたしは思っている。書きながら間違ってたらヤダナ〜って思って調べたら、だいたいそんな感じの認識で良さそうだった(これでも間違ってたら教えてください…)。
 まあ夢女子というのはそんな感じで、もしわたしが推しと結婚したいのなら、わたしもされるべくして「夢女子」にカテゴライズされ、メジャーでわかりやすいラベルを貼られることになるだろう。
 でも、そうじゃない。わたしは推しと結婚したいとは思わない。


 推しのことを知りたいのは、推しの知らない一面を見たときに死にたくなるから。わたしが知らない情報を他のファンが既知のこととして話しているのを見ると、「どうしてわたしは推しのこんなことも知らなかったんだろう…」と死にたくなる。その他のファンに憎しみはなくて、ただ自分の無力さに死にたくなるだけ。知ってる情報を共有し合うのは好き。萌え語りとか。

 

 推しの見てる世界を知りたいのは、推しの見てる世界と同じものを見ていたいから。推しと同じ方向を向いてるファンでいたいから。推しのことを見ていたいから。推しの見てる世界と同じものを見ていたら、いつだって推しとの繋がりを見出すことができる。違う方向を向いていたら、辿り着く場所はきっと変わってしまうし、推しのことはいつか見えなくなる。

 

 推しの好きな女の子のタイプに近づきたいのは、ただのエゴ。推しとどうにかなりたいわけじゃなく、推しが憧れるものに、推しが心を動かされるものになりたい、というわたしのエゴでしかない。

 

 

 以上を踏まえて、やっぱりわたしは夢女子というカテゴリーに属するおたくじゃないと思う。試しに夢小説とか、夢妄想?とか、一通りそういったコンテンツに手を出したけれど、自分の名前が出てくるとなんだかむずがゆい気持ちになってしまった。スタァ候補生と一ファン、以上の関係性を望めない。けど好きだし、このあいだの上映でも大熱狂で「大好きいいい!!!!!!!」なんて叫びました。推しがステージの上やスクリーンの中にいて、わたしが客席にいるのなら好きなだけ愛を叫べます。でもそれはやっぱりスタァ候補生とそのファン、だからなんですよね。推しがわたしと同じ地面に立って、話しかけてくれて、わたしという個人を認識(するわけねーだろって正論且つ現実的なご意見は置いといて!)してしまったら、その関係性は変わってしまう。わたしはそれを望めない。
 誰かどうか、この感情を持つおたくに名前をつけてほしい…。

 

 


 今書き残したかったことはとりあえず全部かけた。多分また言いたいことをうまく言えずに色んなことを書き残していくだろうけど、これは、ただの、どこにでもいる1人の女おたくの、もうめっちゃくちゃにホワッホワした雑記であることをどうか覚えていてほしい。未来のわたしがは?と一蹴することもあるかもしれない。とにかく今思っていることを書き残しているだけ!!!終わり。

 

 

10/?文章作成
11/13加筆修正